生産性向上、品質安定、そして省コスト
培養・発酵後の濃縮・精製工程は、コスト・人手・品質管理など、多面的な課題を内包する複雑なプロセスです。「マイクローザ®」の中空糸膜ソリューションは、高回収率・低コスト運用を可能にし、効率的かつ安定したプロセスを実現します。食品業界での事例もご覧ください。
培養・発酵後の問題を一挙に解決
培養・発酵後の濃縮、精製工程では、以下のような課題が発生することがあります:
- 濃縮・精製時の酵素ロスが頻発し、原料費が増大する。
- 助剤の使用や廃棄に伴い、ランニングコストが増える。
- ろ過のたびに必要な頻繁なメンテナンスで、人手や時間が不足する。
マイクローザ®は、これらの課題に対し以下の特長で応えます:
-
低コスト運用ろ過助剤不要で、助剤購入費や廃棄費用を削減。低線速でも高効率ろ過を実現し、エネルギーコスト低減します。
-
品質・収率向上中空糸膜による安定した分離性能で、目的物のリークを最小化し、後段精製の負担を軽減します。
-
自動化・省人化対応耐久性・耐薬品性に優れた膜とシステム設計で、洗浄・メンテナンス工数を削減し、人為的な作業負荷を軽減。
-
製品変質リスク低減低線速分離により菌体や製品への物理的ストレスを低減、精密発酵製品の品質を守る。
これらの特長により、マイクローザ®は培養・発酵後工程で発生する複雑な問題を解決し、効率的かつ安定したプロセス運用をサポートします。
他のろ過手法や遠心分離を超える効率と環境配慮
他のろ過手法や遠心分離などと比較し、マイクローザ®は以下の点で優位性を発揮します:
-
作業工数削減・省人化:自動化装置による工程簡略化が可能。
-
コスト削減:ろ過助剤不要、エネルギー効率改善を通してコストを削減。
-
高品質・低負荷分離:低線速環境で菌体や酵素を穏やかに処理。
-
環境負荷低減:ろ過助剤不要による廃棄物量削減はもちろん、環境改善を目的とした濃縮残渣の再資源化までサポート (詳細はこちらから)。
-
大きな膜面積:中空糸膜は構造上、単位体積あたりの膜面積が大きく、コンパクト且つ少ない電力消費量で運転可能。
-
拡張性:膜モジュール単位での設備設計が可能。スケーラブルなシステム設計を専門スタッフがサポート。
豊富なラインナップとスケーラブルな対応力
生産規模や目的物に応じて、膜技術への要求は大きく異なります。特に食品・医薬業界では、サニタリー性の確保や、研究段階から商用生産へのスムーズなスケールアップが求められます。「マイクローザ®」は、こうした多様なニーズに応えるため、200種以上のMF膜・UF膜ラインナップを取り揃えています。特に濃縮用途に適した中空糸内径の太い膜をラインアップして顧客のニーズにお応えします。
マイクローザ®の製品ラインナップを見るまずはお気軽にご相談ください!導入から運用までフルサポートします
マイクローザ®のソリューションは、単なる製品提供にとどまりません。ろ過残渣の再資源化サービスや、サンプル分析による運用計画策定、導入後の運用保守、法規制対応に関するアドバイスまで、幅広くサポートします。また、受託事業拡大を目指す企業様には、中空糸膜だけでなく設備に関するご質問、当該業界の法規制への対応の状況など、様々な疑問にお答えしています。
お問い合わせはこちらから