珪藻土ろ過工程からの切り替え

マイクローザ®のろ過ソリューションなら、珪藻土を使わない、一元化されたろ過プロセスを実現できます。従来の珪藻土ろ過に付随するコストや省人化、品質に関する多様な問題を、マイクローザ®が解決します。

珪藻土ろ過の課題を解決する 

食品業界のお客様からは、既存の珪藻土ろ過工程をマイクローザ®に移行したいというご相談をよくいただきます。珪藻土濾過は伝統的な技術である一方、経済的コスト、環境負荷、作業効率などの面で課題が見受けられます。これらの課題を抱える従来のプロセスからマイクローザ®へ切り替えることで、さまざまな問題を解決することができます

ろ過工程の作業工数を削減します

珪藻土をろ過機に貼り付けてから剥がす作業は重労働で、長時間の人手を要します。近年は人手不足が深刻化し、熟練作業者を確保するのも難しく、作業負荷がますます高まっています。

マイクローザ®は、スイッチ一つでろ過が完了するため、作業者の負担を軽減し、作業工数削減に貢献するソリューションです。

ろ過助剤が不要で、コストも廃棄物も削減

珪藻土の購入費用に加えて、廃棄物として処分するコストが年々上昇し、ランニングコスト全体が増加しています。さらに珪藻土に液体が浸み込むことで廃棄重量が増え、産業廃棄物の大半を占める場合もあり、環境負荷の面からも見直しが必要です。

マイクローザ®のソリューションなら、ろ過助剤が不要です。そのため排出される残渣の再資源化が可能となり、産業廃棄物の削減だけでなく、トータルの生産コストも大幅に軽減できます。旭化成はこの再資源化までサポートし、環境改善と経費削減を両立するソリューションを提案します。

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さらにマイクローザ®のMF膜にはPVDF (ポリフッ化ビニリデン)が使われており、寿命が長く交換頻度も低いため、さらなるコスト削減を目指すことが可能です。

珪藻土ろ過では対応し切れない耐熱性芽胞菌を除去可能

珪藻土ろ過では、耐熱性芽胞菌を完全に除去しきれず、品質トラブルにつながるリスクがあります。食品の安全性に直結するため、品質保証の面で不安が残るケースがあります。

マイクローザ®の高精度MF膜は小さな菌体も効果的に捕捉し、耐熱性芽胞菌の除去を実現します。後工程の負担を減らせるだけでなく、製品の安全性が高まり、品質トラブルを大幅に回避できます。

属人性を下げ、技術継承もスムーズに

珪藻土を貼り付ける際の厚みや状態の見極めなど、熟練者の経験や勘に依存する部分が大きく、作業者によって品質にばらつきが生じる場合があります。人材育成にも時間とコストがかかり、新人への技術継承が円滑に進まないことがあります。

マイクローザ®を活用すると、複数工程が一元化され、作業手順の標準化が可能となります。誰でも同じ品質を得やすくなり、熟練度に左右されない安定したろ過が実現します。結果として、育成コストの削減と品質の再現性向上が期待できます。

積極的な技術サポートで、既存工程からの切り替えを成功させます

既存の珪藻土ろ過ラインをどのように変えればよいか、工程を見直す段階で設備投資や生産への影響をご心配される方もおられるかと思います。切り替え後の品質やコストなど、未知のリスクに対する不安も感じられるのではないでしょうか。

旭化成は新設ラインだけでなく、既存工程の最適化や廃棄物処理を含む後段工程までを含めたトータルソリューションを提供します。豊富な実績をもとに段階的な切り替えを支援するため、生産や品質への影響を最小限に抑えつつ、スムーズな移行を実現できます。まずは旭化成のスタッフにお気軽にお問い合わせください。

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