モジュールの製品仕様・性能
マイクローザは水系のろ過を対象として設計されていますので、有機溶剤を含む液への適用は困難な場合が多いです。但し、使用する膜モジュールと有機溶剤の組合せによっては使用できる場合があります。
詳細は、こちらのお問い合わせフォームから弊社までお問い合わせください。
使用する膜モジュールや使用環境、条件によって異なってきます。
水処理の用途であれば、原水の種類や実際の稼働状況などにより、10-15年くらいの稼働実績があります。設備設計時には、ご要望の交換寿命に基づいてご提案することも可能です (条件によります)。
化学工業用途では、使用頻度や稼働率、ろ過対象液の液性等により一概に言えませんが、1~2年、最長で3年程度とお考え下さい。
詳細は、こちらのお問い合わせフォームから弊社までお問い合わせください。
一般的に膜モジュールの寿命は、①透水性能の低下により規定時間内に処理ができなくなった時、②中空糸膜に亀裂や破断が生じリークした時、③膜モジュール構成部材が経年劣化により破損した時のいずれかとなります。化学工業分野では、使用開始後、①と②のどちらかが先に生じた時期が寿命となります。
水質や凝集剤の種類により異なります。詳細は本Webサイトからお問い合わせください。
設計・運用・メンテナンス
水処理の用途であれば、原水の種類、水量、水質、システム構成案が必要になります。水質では、最低水温、濁度、有機物 (CODやTOC)、鉄、マンガンなどの無機物が必要になります。その他、膜の想定寿命やスタンバイシステムの要否などを決定して、システムのご提案が可能になります。
原水条件や過去の運転状況、水質の負荷などにより異なります。運転状況に基づいてご提案いたしますので、本ウェブサイトからお問い合わせください。
導入・廃棄・法的手続き
まずは、こちらのお問い合わせフォームから弊社までお問合せください。お客様が膜モジュールの使用を想定されている液体の性状や目的、設備、環境等をお聞きした上で、適切な膜モジュールの銘柄をご提案します。
膜モジュールの種類によって異なります。廃棄する場合は、『廃棄物の処理及び清掃に関する法律』に従って適切に処理して下さい。
膜モジュール、装置及びそれらに関する技術情報は、輸出貿易管理令等の規制対象となることがあります。輸出の際、規制対象品目に該当する場合は、輸出許可申請等所定の手続きが必要になる場合があります。
サンプルテストに関する質問
テスト内容にもよりますが、20~30万円/回となります。
ろ過目的、検証事項、濃縮倍率、目標精製度によりテストに必要な液量が変わります。問い合わせフォームよりご相談ください。
選定した中空糸膜とろ過対象液との相性 (膜適性)、最適運転条件、透水性能 (最大ろ過流量、設計ろ過流量)、濃縮可能倍率、精製に必要な総加水量、設備化に必要なモジュール本数等が分かります。
販売可能です。
ペンシル型モジュールによるろ過対象液の分離性確認は、お客様ご自身で行っていただくことが原則ですが、特別な事情がある場合は有償で実施することは可能です。問い合わせフォームよりご相談ください。
理化学機器商社である、アドバンテック東洋株式会社、フナコシ株式会社から購入可能です。同社のホームページを参照ください。
ペンシル型モジュールに同封される取扱説明書にろ過方法が記載されています。ご参照ください。そのほかテスト要領書もご用意していますので、問い合わせフォームよりご相談ください。
ペンシルモジュールの使用目的は、ろ過対象液をろ液と濃縮液に分離し、それぞれの液性を分析して目的の分離処理が実現できているかを確認することです。透水能力についてはラボモジュールによるテストを実施する必要がございます。