排水を資源に変える
新しい選択肢
世界的な水不足やSDGs達成に向けた取り組みが求められる中、排水を再利用可能な水に変える技術は企業活動において重要なキーワードとなっています。マイクローザ®の膜ろ過ソリューションは高度な水質浄化と省コスト化を両立し、排水放流基準の遵守や水リサイクルを実現。環境負荷削減と持続的な成長をめざす皆様に、最適なソリューションをお届けします。
マイクローザ®の長年の信頼と実績
マイクローザ®は40年以上にわたり、世界中のさまざまな地域や規模の施設で採用され、多様な水処理ニーズに応えてきました。長年培ってきた技術と実績が裏付ける耐久性・信頼性により、お客様を強力にサポートします。
マイクローザ®で工業排水や下水を再利用
気候変動の進行により、世界的に水資源の枯渇が深刻化しています。特に企業や自治体では、水道水源や工業用水が不足し、排水を再利用して放流量を削減することが求められるなど、SDGsの観点からも早急な対策が必要となっています。しかし、従来の処理技術だけでは十分な水質が得られず、「どの排水をどのように再利用すればよいのか」「水使用量を具体的にどう削減すればよいのか」といった課題を抱える現場も少なくありません。
こうした課題に対して、マイクローザ®は排水リサイクル用途に特化したUF (限外ろ過)膜技術を開発し、高いろ過性能と安定稼働を両立するソリューションを提供しています。工業排水や下水など、さまざまな水を再利用可能な水質まで浄化することで、放流量の大幅な削減と節水を同時に実現。環境負荷の低減はもちろん、コスト削減にも寄与し、企業のSDGs達成に大きく貢献します。
排水規制・放流基準への対応を可能に
近年、排水放流基準の厳格化が進むとともに、COD・BODやリン・窒素などの栄養塩類への規制も一段と強化されています。これらの規制に対応するためには、既存設備の改造や生物処理プロセスの安定運用など、費用と技術面の両面で大きな課題が生じています。 マイクローザ®の中空糸膜ソリューションは、高いろ過性能によってこうした課題に対応します。
凝集剤注入量と汚泥処理を削減し、運用負荷を軽減
従来の凝集沈殿+砂ろ過方式では、原水の水質に合わせてオペレーターが凝集剤の注入量を調整する必要があり、さらに凝集剤が汚泥を発生させるため、その産廃処分にも手間とコストがかかっていました。特に濁度の比較的高い原水の場合、処理の複雑さが増すため、従来法では薬品使用量がさらに増大しがちです。
マイクローザ®の膜ろ過ソリューションであれば、原水の状況によっては凝集剤を使用せずとも良好な水質を得ることが可能であり、凝集剤の使用量を大幅に削減できます。特に濁度の比較的高い原水には、浸漬膜による膜ろ過が有利であり、汚泥の発生量を最小限に抑えながら安定した処理を行うことが可能です。結果として汚泥処理にかかる手間やコストが低減され、運用全体の負荷を軽減しながら、より効率的な浄水処理が実現できます。
多様な原水や排水に対応した柔軟なソリューションを提供
工場や施設によっては、海水淡水化や排水中の油分検出など、独自の条件や水質特性に合わせた水リサイクルが求められます。こうしたニーズに応えるためには、膜の選定やシステム設計、運転ノウハウが総合的に必要です。
マイクローザ®は、50年にわたる膜ろ過技術と多彩な実績データをもとに、お客様固有の水質条件に最適化したシステム設計をご提案します。
全体のコストを最適化するファイナンスサービス
マイクローザ®は、お客様の設備導入から運用に至るまでの全体的なコストを最適化するためのファイナンスサービスを提供しています。
単に膜や装置を提供するだけではなく、導入コストやランニングコストを含めた総合的な視点でサポート。これにより、短期的なキャッシュフローの改善だけでなく、長期的な経済性の向上を実現します。