顔料の濃縮工程を効率化

化学メーカーF社が、顔料分散液の不純物除去と濃縮を効率化するため、新たなろ過システムを導入した事例です。マイクローザ®による効率的かつ精度の高いろ過システムを提案・構築しました。

顔料の濃縮工程を効率化

分離精度の向上と
濃縮プロセスの効率化を両立

化学メーカーF社は、顔料分散液の不純物除去と濃縮プロセスに課題を抱えていました。マイクローザ®は濃縮工程全体の効率化を図り、精度を損なうことなく目標を達成しました。

顔料の濃縮工程を効率化

F社では、顔料分散液から不純物を除去した上で特定の濃度まで濃縮する工程を実現するシステムを模索していました。そこで旭化成は、マイクローザ®を用いた効率的かつ精度の高いろ過システムを提案し、顔料の濃縮の効率化を実現しました。

  • 対象となる液体の性状
    pH:9、濃度:10%、粘度:2 mPa・s
  • 目標精度
    10倍 (3%→30%)
  • テスト条件
    テスト液量:18 kg、圧力:Pi/Po=120/80 kPa、逆洗圧:140 kPa、逆洗サイクル:20 min/10 sec、ろ過温度:25°C

顔料Aの濃縮時におけるFluxと圧力 (入圧・外圧)の変化を示すグラフ。

顔料Aの濃縮時におけるFluxと圧力 (入圧・外圧)の変化を示すグラフ。

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旭化成のマイクローザ®が選ばれる理由

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