膜分離の原理

圧力差を利用した分離方法を紹介します。

膜分離の原理

膜分離の原理

圧力差、濃度差、イオン交換など膜分離の原理はいくつかありますが、ここでは「圧力差による分離」について紹介します。

圧力差による分離
RO (Reverse Osmosis、逆浸透)

RO (逆浸透)膜は、濃厚溶液と希薄溶液を膜で仕切り、濃厚溶液側に浸透圧より大きな圧力を加える事によって、膜を通して水分子のみを濃厚溶液側から希薄溶液側に移行させ、イオン類や低分子有機物の分離を行うものです。

RO (逆浸透)膜イメージ図

UF (Ultrafiltration、限外ろ過)

UF (限外ろ過)膜は、膜の孔径と溶質の分子の大きさによって分子レベルでふるい分けて、溶質の分離、分画、濃縮、精製を行うものです。

UF (限外ろ過)膜イメージ図

MF (Microfiltration、精密ろ過)

MF (精密ろ過)膜は、液体中に含まれる懸濁質、コロイド粒子を精度良くかつ効率的に分離・精製するために使用されます。

MF (精密ろ過)膜イメージ図

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