膜モジュールの種類

膜モジュールは膜をケーシングに収納したタイプ (ケーシング型)と膜をケーシングに収納しないタイプ (非ケーシング型)に大別されます。

ケーシング型膜モジュールの種類としては、平膜を使ったプリーツ型、スパイラル型、管状膜を使ったチューブラー型、モノリスを使ったモノリス型、中空糸膜を使った円筒型があります。

ケーシング型膜モジュールに使用できる膜としては、精密ろ過膜、限外ろ過膜、逆浸透膜などがあり、一般的に膜モジュールへ供給する被処理液をポンプなどで加圧することでろ過を行います。

非ケーシング型膜モジュールは一般的に膜モジュールを槽内に浸漬して使用されます。膜の処理水側を減圧する、もしくは、水頭差を利用する、といった方法でろ過を行います。

非ケーシング型膜モジュールの種類としては、平膜を使ったシート型、回転平膜型、管状膜を使ったチューブラー型、中空糸膜を使ったシート型、円筒型があります。

非ケーシング型膜モジュールに使用できる膜としては、通常、精密ろ過膜および限外ろ過膜となります。

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