- 医薬
- 分離技術
先進の技術力により、バイオ医薬品生産プロセスの分離工程を革新。目的物(抗体、蛋白、ワクチン、酵素等)の収率アップと生産性の向上を実現。
医薬分野のこのような課題に応えています。
動物細胞の灌流培養
の分離工程で抗体の収率を改善したい
大腸菌、酵母等の培養液の分離工程で
蛋白の収率を改善したい
ワクチンの濃縮精製工程の
収率を改善したい
ウイルスの濃縮精製工程の
収率を改善したい
産業用酵素の濃縮脱塩工程の
収率を改善したい
医薬分野の課題や問題
動バイオ医薬品生産プロセスのアップストリーム工程
およびダウンストリーム工程の分離技術における問題
- 収率
- 分離効率
- サニタリー性
- 経済性
動物細胞や大腸菌、酵母、ワクチン、酵素に
使用されている分離技術における問題
- 目的物の収率
- 処理時間
- 洗浄回復性
- サニタリー性
- ろ過装置の設置スペース
- 製品の安定供給
- 経済性(※1)
- アフターフォロー(※2)
医薬分野におけるマイクローザの強みや特長
高い目的物収率とろ過安定性
マイクローザ独自の製膜技術により膜の細孔構造を制御し、バイオ医薬品生産プロセスのアップストリーム工程およびダウンストリーム工程での膜ろ過分離において、高い目的物収率とろ過安定性を実現できる。
製品ラインナップが豊富
MFではPVDFとPE、UFではPANとPSの計4種類の膜材質をご用意。
高い抗体透過性
PVDF膜は、素材特性(高耐久性、蒸気滅菌可能な高サニタリー性)と膜の細孔構造(均一性、連通性)の組合せにより、抗体の灌流培養工程において高い抗体透過性を発揮する。
培養液中のタンパク質を吸着することなく分離できる
PE膜は素材特性(高耐久性、親水性)と膜の細孔構造(均一性、空隙率)により、培養液中のタンパク質を吸着することなく分離することができる。
PAN膜の優れた分離性能
PAN膜は素材特性(高親水性、低吸着性)と膜の細孔構造(均一性)の組み合わせにより、酵素の濃縮精製工程で、優れた分離性能を示す。
支援内容
技術支援サービスの基本フロー
最適膜選定
1次スクリーニング評価
(ペンシルサイズ)
基礎データ評価
(ラボ評価)
プラント化
医薬分野の主要製品
UMP/UJPシリーズ
バイオ医薬用途に特化したMF膜です。高細胞密度の長期連続培養に強みを発揮します。
UF膜 AP/SPシリーズ)
サニタリー性に優れ、食品・医薬・バイオ用途で広く使用されるUF膜です。循環ノズル、ろ過側ノズルともにへルールでろ過装置配管と接続します。
Pシリーズ
ポリエチレン材質のMF膜です。幅広い範囲のpHに対応可能です。
医薬分野の導入事例
- アップストリーム:UMP/UJPシリーズは特に抗体医薬の連続培養で高い抗体回収率、ろ過安定性を提供します。
- ダウンストリーム:PANシリーズはワクチンや蛋白医薬のバッチ培養で高い蛋白回収率を提供します。