原子力・火力発電でも
活躍しています
原子力発電に伴い生じる、放射性鉄クラッドの除去・放射性排水の処理から、火力発電所の復水処理まで、限りある水資源を無駄なく循環利用し、環境負荷やコストを大幅に削減します。
高度なクリーン化要求に対応する高い除去性能
発電所では、大量の水を使用しますが、その水をいかに効率よく再利用できるかがコストや環境負荷を左右する大きな課題となっています。一方、発電設備の運転中にはさまざまな不純物が混入するため、再利用を阻む要因となってきました。
マイクローザ®の高性能なMF膜によって、排水の不純物をしっかりと除去し、再利用することで、発電所内での水のクローズド化を実現。これにより、大量の純水使用に伴うコストや環境負荷が大幅に低減し、持続可能な発電を後押しします。
マイクローザ®のMF膜についてもっと詳しく見る放射性鉄クラッドの除去や、放射性排水の処理に
原子力発電は、世界規模で伸び続ける電力需要を支える大きな柱の一つです。火力発電と比べてCO2の排出が少なく環境にやさしい面を持ち合わせる一方、放射性鉄クラッドや放射性排水が生じるという課題を抱えています。
マイクローザ®MF膜は、復水中に含まれる、放射性鉄クラッドなどの放射性物質を安全かつ効率的に除去し、原子力発電所が必要とする純水の循環利用を可能にします。特にBWR (沸騰水型)原子力発電所の水処理フローにおいては、復水系統の各段階で放射性物質を取り除く重要な役割を担い、運転の安定性と安全性を大きく高めます。
火力発電でも活躍しています
マイクローザ®は原子力発電だけでなく、火力発電のメイクアップ水精製や復水処理においても活用可能です。