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自然と暮らす家 Between Living and Outdoor

HAUS

家族と共有する大開口空間から 仕事に集中できるプライベート空間まで
自然との穏やかなつながりがここにある。

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 今月は名古屋・八事の住宅展示場に建つヘーベルハウスの「FREX THE RESIDENCE」を取材した。1Fのエントランスに入ると、そこには「THE LIVING」を象徴するようなダイナミックなLDK空間が待っていた。それは、強靭な重鉄・システムラーメン構造による強靭な躯体を生かしたかつてない広がりで、リビングルームを中心に、吹き抜け、スケルトン階段、大開口窓などによって独自の住空間を創造している。とりわけ「内」と「外」が一体となり、生活と自然が穏やかにつながっている印象を強く持った。リビングの大開口窓を全開すると、そこには室内と一体化したドックヤードが現れた。このドックヤードにとっておきのフォールディングチェアを持ち込んでヘイルメリー流にアレンジ、夏の夕涼みを楽しむパーティーシーンを演出した。とりわけ夕暮れ時のロケーションが美しく、「内」と「外」が一体化してしだいに薄暗くなっていく様子は、動画で撮りたいほどであった。撮影後、リビングを片付けていると、さわやかな夜風がドックヤードからバスコートのほうへ駆け抜けていった。

 開放的なファミリー空間を創造する一方で、篭り感抜群の住空間の作りも見事だった。ドックヤードの真上の2Fには、スカイウォールに囲われたブレイクタイムヤードがレイアウトされている。このブレイクタイムヤードはほどよいサイズのワークルームに直結していて、仕事やプライベートタイムを充実できる絶好の「ベース基地」になっているのだ。それだけではない。和室、バスルーム、寝室、ホームジム...この家のほぼ全ての部屋が半屋外空間とつながっていて、家のあちこちで、周囲を気にすることなくオープンエアの恵みを得られる設計になっている。室内空間のコンセプトや使い方に合わせ、自然の恵みを招く半屋外空間の作りに創意工夫している。その自由自在さがヘーベルハウスの特長であり、この邸宅の最大の見どころでもある。

1st Floor

LDK
1FのLDKは圧巻の42帖。親世帯の住まいを想定し、全体的に落ち着いたシックでモダンな意匠のインテリアによって構成されている。ダイナミックな吹き抜けが縦空間の広がりをもたらし、さらに大開口部によって横への広がりも感じさせる。大開口窓を開け放てばメインガーデンにつながり、自然と一体になる大パーティー空間が出現する。

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ダイナミックな吹き抜けとスケルトンの階段が印象的な1FのLDK。

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エントランスから見た1Fの室内風景。

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キッチンサイドから見た1F大開口部。窓を全開すれば大パーティー空間が現れる。

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フォールディングチェア(Sonechika)

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Dock Yard & Water Basin
1Fのメインガーデンは、広々としたドックヤードによって構成。ドックヤードの階段を降りると、横いっぱいに水盤がレイアウトされていて、緩やかに流れる水の音が涼しげな演出を施している。非日常なひとときを味わえ、暮らしを豊かにしてくれるスペースだ。

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Dinning Kitchen
親世帯を想定して作られた1Fのダイニングキッチン。木の温もりを生かした巨大なキッチン収納と、大理石の重厚感を生かしたキッチン台、そしてモダンで飽きのこないデザインのテーブルと椅子によって構成されたダイニングセット。屋外のメインガーデン側から撮影した一枚で、写真奥に見えるテラスは風呂上りに涼めるバスコートだ。

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Bathroom & Bath Court
バスルームの脇には木製ベンチを備えたバスコートをレイアウト。風呂上りの夕涼みや、夜空を眺めながらのビールは格別だろう。半屋外空間にリラックスできるスペースを設けることによって、バスタイムの楽しみが倍増するのだ。

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Japanese-Style Room and Garden
1Fの和室は、ほどよい10帖のサイズ。和モダンを極めた洗練されたデザインで、応接部屋としても最適。縁側を設け、その奥には苔庭が風情を添える。その庭の景色を一枚の絵のように取り込むピクチャーウィンドウが印象的。また、庭の外塀は完全に閉ざしていないので閉塞感がない。

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2nd Floor 

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Work Room & Break Time Yard
2Fにレイアウトされた7.8帖のワークルーム。吹き抜け側(階段側)にスチール製の建具を設え、絶妙な籠り感と開放感を共存させたデザイン。スカイウォールを配したアウトドアリビングにも直結していて、半屋外で誰にも邪魔されないブレイクタイムを過ごすことができる。

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2Fワークルーム横のアウトドアリビングは篭り感抜群。

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左:格子状の建具によってほどよい個室感を演出している。
右:犬のレザーアート(Sonechika)

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Bedroom
2Fの主寝室はベッドをゆったり配置できる12.5帖。ワークルーム同様、この部屋からもアウトドアリビングへ直接出られる。就寝前に夜風に当たりながら杯を傾けるもよし、休日の朝はここでブランチを楽しむもよし。室内と半屋外のサイズバランスが絶妙な空間なので、ぜひ見学してみてほしい。

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Family Library
2Fには、親世帯と子世帯で共有できるライブラリー空間がある。子供部屋に隣接していて(間取図参照)、子供たちにとっては読書を習慣づけやすい空間、また親世帯の夫婦にとっては孫との格好の交流場所でもある。

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3rd Floor

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LDK
3Fに上がると、子世帯の住まいを想定した31.0帖のLDKが広がる。リビングには天井高を上げるハイルーフユニットを採用。縦空間の広がりがいっそうの開放感をもたらす。ダイニングキッチンと隣接しながら、さらにアウトドアリビングと3つの空間すべてが一体になる設計だ。

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Outdoor Living
3Fのアウトドアリビングは深い庇があるため全天候に対応する。広さもほどよく、光と風をたっぷり感じながらブランチを楽しみたい。もしくはリビングとダイニングキッチンをつなげ、大空間にして使えば多人数のパーティにも活用できる。

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Training Room
3Fにレイアウトされたホームジム(4.5帖)。この部屋も半屋外空間とつながっている。ストイックなバイクトレーニングの後は、ベランダで心地よい風を浴びながらクールダウンする。最高に贅沢なジム空間だ。

夕暮れのドックヤード。
心地よい風を感じながら心の平穏を取り戻す時間がやってきた。

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ヘーベルハウス八事展示場
HEBEL HAUS YAGOTO FREX THE RESIDENCE

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2022年3月にオープンした名古屋地区最新デザインのヘーベルハウス。二世帯住宅を想定したFREX3F建ての邸宅で、1~3Fの延床面積は405.41m2(122.63坪)に及ぶ。1~2Fの親世帯、2~3Fの子世帯の住まいがゆるやかにつながりながら、それぞれのプライベートはしっかり確保されている。和モダンな調度品や家具の設えも抜群のセンス。ぜひ一度訪ねてみてください!

ヘーベルハウス八事展示場
住所:名古屋市昭和区八事本町16 朝日新聞総合住宅展示場八事ハウジング内
tel. 052-833-9131(10:00-17:00 火・水定休)
※写真の設えと実物は一部異なります

取材協力:
Sonechika
クロサワ楽器日本総本店

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HailMaryこちらのコラムはHailMary2022年10月号に掲載されています。

※屋上で火気使用する際は、屋上防水シートへの飛び火対策のため耐炎性のある焚火シートなどを敷いてご利用ください。

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