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Ability of FREX 「重鉄」に住む理由

HAUS

倉敷に建つヘーベルハウスFREX2の最新モデルは
「重鉄」の魅力にあふれていた。

 今月は倉敷の住宅展示場に建つヘーベルハウスのモデルハウスを訪ねた。美観地区からクルマで10分ほどの距離なので、休日に旅行を兼ねて訪ねてみるのもいいだろう。住宅展示場に入ってまず見惚れるのが、その凛々しいファサードだ。2F建ての最新FREXモデルで、ご覧の通りスマートなスラブが美しい水平ラインを作る、モダンで二枚目のルックスである。ビルトインガレージから連なるエントランス空間が広々としていて気持ちよい。外溝のグリーン、さらに朝の寝室にやわらかい光を届けてくれるロングFIX窓の誂えもフォトジェニックだ。室内に入ると、エントランスホールからガラス越しにガレージを眺めることができ、ガレージの奥には大きなスクリーンを配したホビールームが広がって見える。気の合う仲間を呼んでお酒をふるまいながら上映会を楽しみたくなる空間だ。この部屋にはとっておきのアームチェアとパッチワークキルトのラグを持ち込み、ヘイルメリー流アレンジを施した。一方、2FのLDKはアウトドアリビングを携えた開放的なファミリー空間。強靭な躯体構造によって創出されたダイナミックな居住空間で、大人数のパーティーを開きたくなる。重鉄の家づくりに一日の長があるヘーベルハウスならではの工夫が随所に凝らされていて、洗練されたインテリアも見どころだ。ダウンフロアリビング、アウトドアリビング、そして寝室にも初夏らしいアレンジを施してみた。

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BUILT IN GARAGE

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エントランスホールからガラス越しに愛車を眺められるビルトインガレージ。クルマ1台のほか、オートバイもしくは自転車が楽に1台入るサイズで、ツールボックスなどのメインテナンス道具も余裕でレイアウトできる。大きなガラスは開放感があり、光を遮ることなく空間を仕切ることができる。そこで今回は、映画現場などで活躍していたヴィンテージの照明スタンドをガレージ内に置き、その光でクルマとランドナーを照らしてショウアップしてみた。

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広々としたエントランスホールからガレージを望む。今回はランドナーを一台運び込み、ライティングした。この位置からはガレージだけでなく、その奥のホビールームの様子もガラス越しに伺える。

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ガレージサイドからエントランスとホビールームを望む。エントランス奥の右手に見える木貼りの扉が書斎への入口で、その扉の前からスケルトンの階段が2Fへ伸びている。

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車体を照らすインダストリアルな照明スタンドはヴィンテージアイテム。(Sonechika)

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ガレージの奥は、一段上がったフロアにホビールームが設えてある。マットなブラックフレームのガラス戸が上質な室内空間を演出する。このような間仕切り建具の使い方もヘーベルハウスは上手い。

HOBBY ROOM / 1F

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ビルトインガレージと連なるホビールーム。間仕切りのガラス戸越しに愛車を眺めながら寛ぎの時間を過ごせる。籠り感抜群の秘密基地のような空間で、仲間を3~4人招いて上映会を開くのにちょうどよいサイズだ(11.7帖)。奥の壁に大画面を映すホームシアターとして誂えてある。この部屋にはエントランスホールからも入ることができ、右奥に見えるドアの向こうには書斎がレイアウトされている。

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ブラインドを閉めればデイタイムでも上映会を開くことができる。ギター片手にミニライブ、家具を全部取っ払って鉄道のジオラマづくりなど、趣味空間としての想像が広がる。

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座り心地のよい英国製のカールトンチェアを一脚、ホビールームに置いてみた。誰にも邪魔されず本のなかを旅する、アームチェア・トラベラーになるのだ。(Sonechika)

WORK SPACE / 1F

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エントランスホールとホビールームの両方からアクセスできる12.1帖の書斎空間。リモートワークには十分なサイズ。使い勝手のよいデスク、木貼りの壁仕上げ、ヘリンボーンのフローリングなど、木の温もりを大切にした部屋。ガラス戸で仕切られたホビールームとは対照的にシャットアウト感が高く、仕事に集中できそう。

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クルマ好き・メカ好きの主人を想定してミニカーとフィルムカメラをアレンジ。

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カメラは左から「FUJI GSW690Ⅲ」、「ZEISS IKONTA 6×9Ⅱ型」、「BRONICA EC」(GT CAMERA)

STAIRS to 2F

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1Fと2Fを結ぶ階段。吹き抜けによる縦空間の開放感はもちろん、スケルトンの階段を採用することによって横の広がりも演出している。射し込む光は縦横に通り抜け、室内の中心に明るい光の柱が立つような印象をもたらす。また、階段から上階を見上げた時に目に入る木貼り天井が、空間全体に上質な印象と落ち着きをもたらしている。

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階段を上がってすぐ左手に主寝室がある。窓際のフローリングは一段上がっていて、ちょっと腰かけて雑誌を読んだりするのに便利だ。

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2Fのダイニングキッチンには、HG挽板フローリングの「イノセントオーク」を採用。幅広の180mm×長さ1818mmのサイズ感がのびやかさを演出し、空間をさらに広く見せている。

BEDROOM / 2F

ロングFIX窓から心地よい朝陽が入り込む2階のベッドルーム。10.6帖の広さを利用し、ベッドの手前にラグを敷き、ギター練習できるスペースをアレンジした。またベッドの奥には6.4帖のウォークインクローゼットを備えているので、衣類だけでなく旅行鞄からギターケースまで大きなアイテムも楽に収納できる。

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WICには1Fのガレージ空間同様にガラスの間仕切り建具が上手に使われている。(クローゼットにかけたウエア類はスタッフ私物)

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ベッドの手前に敷いたネイティブモチーフのラグはBasShu製の「Ganado」。熟練の職人たちの手によって1枚ずつ丁寧に織られたコットン100%のラグだ。(BasShu)、ギターはヤイリのYF-00028(参考アイテム/クロサワ楽器)、壁に掛けたマティスのポスター(Sonechika)

LDK &OUTDOOR LIVING / 2F

2Fには、FREXの強靭な躯体構造を生かしたダイナミックな居住空間が広がる。リビングルーム、25.3帖のダイニングキッチン、そしてフォールディングウインドウを開け放てば、広々としたアウトドアリビングが現れる。室内はハイルーフやダウンフロアの採用によってオープンな空間に変化をつけている。また、床材に採用したHG挽板フローリングも見どころだ。

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DOWN FLOOR LIVING / 2F

フロアレベルを下げたダウンフロア仕様のリビングルーム。広さは12.5帖。ダイニングキッチン、そしてアウトドアリビングとつながりながら、切り離されて独立した感覚も味わえる。ダウンフロアにしたことにより縦空間に広がりが生まれているが、不思議なほど篭り感も抜群なのだ。

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壁に掛けたエーゲ海をモチーフにした絵画のポスター(Sonechika)

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アウトドアリビングの床面に腰かけて、ダウンフロアリビングの大画面でTVや映画を楽しむこともできる。リビングに敷いたラグ「Church」は毛足が短くふわっとした足触りが特長。(BasShu)

DINING KITCHEN / 2F

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W型のキッチンは、クオーツカウンターを携えたヘーベルハウスオリジナル。機能性とインテリア性を兼ね備えたキッチンで、6人掛けのテーブルや椅子との相性も抜群。パントリーや冷蔵庫は見えない位置にレイアウトし、よりインテリア性を高めている。週末にはゲストを招いてパーティー料理をふるまいたくなる、そんなモチベーションを高めてくれるダイニングキッチンだ。

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木貼り天井の裏には間接照明が仕掛けられていて、その光がハイルーフの天井を照らしている。オープンな空間をガラスパネルやローキャビネットでゆるやかに仕切っていて、ダイニングキッチンとリビングはひとつながりでありながら、ダウンフロアなどで変化に富む空間に仕上げている。

OUTDOOR LIVING / 2F

プライベートの時間を大切にでき、ファミリーとの時間も充実できる。
そんな空間をつくりあげてくれる「重鉄」のレジデンスに住みたい。

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2Fのアウトドアリビングはウッドデッキと人工芝のエリアに分かれている。大人数でBBQパーティーをしたり、テントを張ってプチキャンプを楽しんだり、天体観測会を催したり...とくにこれから夏にかけてのシーズンは使い方のアイデアが無限に広がる。

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アウトドアリビングに置いたアイアンフレームチェア、サーモンのカッティングボード(以上Sonechika)

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リーンロゼの一人掛けソファ「ロゼ カラン」、その脇に置いたハミルトンの黄色いメタルボックス、ヴィンテージのジョーロ、映画『エンドレス・サマー』のポスター(以上Sonechika)

ヘーベルハウス 倉敷展示場 HEBEL HAUS FREX2 KURASHIKI MODEL

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今年1月に倉敷の住宅展示場にオープンしたヘーベルハウスの重鉄2F建て都市型住宅「FREX2」。1Fはプライベートタイムを存分に楽しめるビルトインガレージ+ホビールーム+リモート作業に集中できる書斎を備えた間取り(床面積157.84m2)。2Fには家族との充実した時間を過ごせるLDK+アウトドアリビング+主寝室の間取り(床面積127.63m2)、さらにルーフトップも備えている。特に2FのLDKはダウンフロアとハイルーフユニットによって圧倒的開放感を実現しながら、同時にリビング・ダイニング・アウトドアリビングそれぞれの空間が独立した巧みな間取りになっている。

ヘーベルハウス 倉敷展示場 HEBEL HAUS FREX2 KURASHIKI MODEL
岡山県倉敷市酒津1625-1 ハウジングモール倉敷内
tel. 086-430-4649 (10:00-17:00 火・水定休)
※写真の設えと実物は一部異なります

取材協力:
Sonechika
BasShu
天童木工
GT CAMERA

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HailMaryこちらのコラムはHailMary2023年6月号に掲載されています。

※屋上で火気使用する際は、屋上防水シートへの飛び火対策のため耐炎性のある焚火シートなどを敷いてご利用ください。

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